2020/10/22

"本試験直前まで”引っ張らない
気をつけたい、短答と論文との勉強割合

在校生 修了生 模試

1. 直前期まで不安を抱えていると、論文対策にも影響が

 2015年度合格 
関西大学法科大学院・既修 2014年修了

 1回目の受験の時は、本試験の直前まで短答式試験に不安があったので、短答式試験の勉強ばかりに気を取られていました。その結果、短答式試験は合格最低ラインに達しましたが、肝心の論文式試験の結果が振るいませんでした

2. バランスよく勉強するには、短答対策は"年内"を目標に

 上記1.の結果を受けて、2回目の受験にあたっては年内に短答式試験への不安を解消させて、3月に実施されるTKC主催の「全国統一模試」で本試験の短答式試験の合格者平均点を超えられるように、勉強のスケジュールを組み直しました。

 2019年度合格 
早稲田大学法科大学院・既修 2018年修了

 司法試験の勉強で意識したことは、年内に択一の勉強を概ね終えてしまうということです。択一の知識は論文でも使えるため、先に勉強してしまうのがおすすめです。私は12月にTKCの「全国実力確認テスト」に申込んでいたので、それをペースメーカーにすることが出来ました。模試の受験は、強制的に勉強する契機にもなり、またその時々で他の受験生と比べて自分がどの程度の位置にいるのかを知ることができるため、その後の勉強指針の決定に非常に役立ちます。

3. 模試を受けた結果の気付きこそ、これから取り組むことも明確になります

 私の場合は、12月のTKCの「全国実力確認テスト」の結果が思ったよりも悪く、択一の勉強にもっとしっかり取り組むべきだ、と気づくことが出来ました。この気づきは、今振り返ると合格において必要不可欠のものであったと思います。

4. 適切に自分の実力を把握するなら、”模試”をうまく活用しましょう

 短答模試を受けない人もいますが、短答は自習だけでは案外選択肢を覚えてしまうなど、適切に自分の実力を把握するのが難しいと思います。よほど自信がある人以外は、短答模試を受ける価値があると思います。
Check
定期的に自分の実力をチェックするなら、時期ごとに受験目的を明確に
令和2年の短答式試験合格者は、2,793名/3,703名(合格率は75.4%)、今年度も約3割の受験生が短答式試験で涙を飲みました。
司法試験の合格者の判定は、短答式試験の合格に必要な成績を得た者について、短答式試験及び論文式試験の成績を総合して行われますが、短答対策の勉強に集中しすぎると、論文対策の勉強時間を十分に確保することができなくなります。本試験当日までの限られた期間の中で、バランスよく勉強を進めるなら、"模試"も有効活用していきましょう。

TKCでは、司法試験に向けた実力確認テストとして、年に3回(9月・12月・3月)「全国実力確認テスト(短答式)」を実施しています。
9月は「現在の実力確認」に、12月は「学習成果の確認」に、3月は「本番シミュレーション」など、模試を受験する時期に応じて目的を明確にすると、模試受験後の復習法や日々の取り組み方も変わります。
つい短答対策に力を注ぎすぎていると感じたら、"模試"を有効活用する等、目標を設定して取り組んでいきましょう。
「模試チャレンジ」で実力試し
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