2020/04/22

いつまでに終わらせる
過去問演習・分析を早く始めるべき理由

在校生 判例 判例百選 過去問
 

1. 遅くとも3年次の夏休みまでには終わらせよう

 2019年度合格 
一橋大学法科大学院・既修 2018年修了

 過去問演習と分析についてですが、可能であれば法科大学院2年次の夏休み遅くとも3年次の夏休みまでにすべてを終わらせることをお勧めします。過去問演習を通して、自分をどの程度のレベルまで近づければよいのかの到達地点を明確にすることが重要です。その後、基本的な事項が網羅的に載っている問題集1冊にしぼって、繰り返し学修することが重要であると思います。

2. 百選や重要判例を学修する際は、判例検索データベースを活用しよう

 学修を進める中で、特に百選に搭載されている判例重要判例について学修する機会があると思います。私はその際、TKCの「LEX/DBインターネット」で判例を検索し、必要であれば原審に戻って何がどのように問題となっていたか確認する、という勉強をしていました。

3. 1人で黙々と取り組むだけでなく、第三者にも見てもらう機会を作ろう

 ゼミや答練などで自分の文章を他人に見てもらうことも重要です。自分の理解がそのまま答案に現れるとは限りません。私は自分が完璧だと思った記述について、他人から「何を書いているかわからない」と指摘されたことも多々ありました。そうした指摘を踏まえて書き方についても研究をしていました。

4. 一朝一夕では身につかないからこそ、早めに取りかかりましょう

 2019年度合格 
立命館大学法科大学院・既修 2019年修了

 過去問を解き始めたのは、ロースクールに入ってからすぐでした。
 出題趣旨・採点実感は全ての年度に目を通しどの年度も最低5回は読んでいました。さらに、過去問を題材に徹底的に答案を書きました。私は、結局2年間で300通~400通は過去問を答案化していました。というのも、司法試験の論文というのは職人技のようなところがあり、一朝一夕で身につくものではありません。地道ではありますが、答案というのは何通も何通も書き、ああでもないこうでもないと試行錯誤してやっと書けるようになる性質のものだからです。
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「百選」に掲載の判例を学修するなら、「判例学習ドリル」もオススメ
判例検索といえば、合格者の皆さんも活用されていた判例検索データベース「LEX/DBインターネット」が思い浮かぶかもしれませんが、「判例百選」に掲載の判例を効率よく学習・演習できるシステム「判例学習ドリル」もあることはご存じですか ご自宅にいる時間が増えている今、Webやアプリ等を活用して過去問演習にも積極的に取り組んでみませんか

「判例学習ドリル」とは、「法科大学院修了生サポートシステム」でご利用いただける演習システムの1つで、判例百選・重要判例解説(有斐閣)に掲載された判例が一覧化しているので、判例全文をまとめて確認でき、効率的に学習できます。
さらに、判例全文の確認とあわせて、当該判例に関連する肢別問題や過去問題等も演習できるので、インプットだけでなく、本試験で必要なアウトプット力も一緒に鍛えられます

ご自宅にいる時間が増え、パソコンやスマホを利用する頻度も多くなっているからこそ、判例学習をしながら過去問演習まで効率よく楽しみながら学習を進めてみてはいかがでしょうか。
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