2020/04/30

勉強しているのに、点数が伸びない
合格に近づく、スランプ脱出法とは

在校生 修了生 判例
 

1. 検討すべきと思われる事実を発見した時、どう考えていますか

 2016年度合格 
学習院大学法科大学院・既修 2012年修了

 司法試験に複数回落ちた方の中には、「出題者の意図として、問題文のこの辺りの事実について検討して欲しいのはわかる。問われたことには答えているつもりだけど、点数が伸びない。」という方がいると思います。では、本試験の問題で検討すべきと思われる事実を発見した時に、どう考えればよいのでしょうか。

2. 勉強しても「点数が伸びない」には、必ず理由があります

 あくまで感覚的なものになりますが、重要な事実を発見したと思って、すぐに「この事実はどの論点に当てはまるか」ということばかりを考えてしまうことは逆効果だと思います。なぜなら、自分の記憶を辿って今まで学んできた論点の中から答えを探すことに終始してしまい、当該問題文に書かれている事実を検討することから離れてしまうからです。言うまでもありませんが、本試験の問題は、暗記した判例や論点の知識があれば解けるような既存の問題集等とは異なり、有名な判例の事案と似ていたとしても事実関係が少し変えられた問題が出題されます。しかし、そこでは珍しい判例や論点の知識を問われているのではなく、法解釈の力が求められているのです。法解釈の根底にあるのは、「条文、意義、趣旨、要件、効果」ですから、これらをしっかりと想起し、検討すべきと思われる事実を淡々と分析し、法的に評価して当てはめることで、ある程度の答案にはなります。

3. 合格者との差は、力の差ではなく、実は基本的なことだった

 2016年度合格 
学習院大学法科大学院・既修 2012年修了

 4回目の受験に際し、私は友人と自主ゼミを組みました。そのときは、その友人と自分との間に力の差はないと感じていたのですが、彼は昨年合格し、私は不合格でした。彼と私との差は何かを考えた時に、それは「条文、意義、趣旨、要件、効果」という基本的な知識を正確に理解しているかどうかという違いだということが分かりました。その差を埋めるためにどのような勉強をすべきかを考えた結果、自分のノートを再構成すべきとの結論に達しました。

4. 司法試験で必要なことは、難しいことではありません

 2016年度合格 
学習院大学法科大学院・既修 2012年修了

 上記のように考えると、司法試験の事前準備は「条文、意義、趣旨、要件、効果の正確な理解」となります。受験勉強に苦しんでいる方は、ぜひ「条文、意義、趣旨、要件、効果」を徹底的に検討し、定着させてください。そして、それを定着させるにあたって有用なのがインターネットコンメンタールです。TKCの「法科大学院修了生サポートシステム」には、このサービスがあります

5. 「条文、意義、趣旨、要件、効果」を定着させるなら、インターネットコンメンタールで

 2016年度合格 
学習院大学法科大学院・既修 2012年修了

 私は法科大学院修了から司法試験合格に至るまで、TKCの「法科大学院修了生サポートシステム」を利用していました。「法科大学院修了生サポートシステム」は、「LEX/DBインターネット」での判例検索はもちろんのこと、「法学セミナーベストセレクション」(日本評論社)や「法学教室」(有斐閣)等で、必要なときにいつでも情報検索ができたことが非常に有用でした。その中でも特に、合格した5回目の司法試験に向けた学習で活用したのが「インターネットコンメンタール」(日本評論社)です。「条文、意義、趣旨、要件、効果」をまとめるにあたり、インターネットコンメンタールは何度も参照しました。私の合格の影にはTKCのインターネットコンメンタールの存在があったと言っても過言ではありません。
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合格の鍵となった、インターネットコンメンタールとは
「点数が伸びない」場合は、闇雲に勉強量を増やすよりも、まず一度立ち止まって自己分析する時間を設けることも大切かもしれません。そこで、「自分には基本的な知識への理解がまだ不十分」だと感じたら、「インターネットコンメンタール」も活用して基本に立ち返ってみましょう

合格者の方が活用していた、「インターネットコンメンタール」とは、法改正、最新判例、判例変更等に正確に対応した逐条解説のことで、「法科大学院修了生サポートシステム」でご利用いただけます。
憲法・民法・民事訴訟法・刑法・刑事訴訟法・会社法の6法分野を条文ごとに論点を確認できるだけでなく、関連法令や判例にもリンクしているので、条文知識の理解を深める際に役立ちます。

「点数が伸び悩んでいる」と感じたら、この本試験当日までの大切な期間を活用して、一度基本に立ち返って条文等をしっかり見直して整えていきましょう。
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