2020/10/12

勉強再開、まずは何からしたらいい
合格の鍵を握る、自己分析からの勉強法

修了生 判例 過去問

1. 勉強を再開する前に、まずは「自分に足りない点」を分析しよう

 2016年度合格 
立命館大学法科大学院・既修 2014年修了

 私は3回目の受験で司法試験に合格しました。過去2回の試験の順位は、共に3000番台でした。そのような私でも今回の受験で3桁の順位で合格できた理由は、自分に足りない点を分析したことであると思います。
 私自身が考えた自分に足りない点は、「途中答案をなくすこと」、「基本的な知識を本当に理解すること」、そして、「採点者にとって読みやすい答案を作成すること」でした。

2. 「途中答案」の原因と、「なくすため」の対策とは

 途中答案に関しては、答案を書くスピードの遅さが原因であったため、優秀答案を模写することを繰り返して書くスピードを上げる訓練をしました。優秀答案を模写することは、そのテクニックを盗むこともできるという点でおすすめです。

3. 「基本的な知識を理解する」ために行った対策とは

 基本的な知識の理解に関しては、私は応用論点等に手を伸ばす傾向があり基本的な知識の定着に欠けていることに気づいたため、応用論点や様々な演習書に手を広げるのではなく、基本的知識を確実に理解することを心掛けました。例えば、定義や趣旨、規範は正確に暗記すること、特に判例で固まっているものや学説上争いのないものに関しては一言一句正確に覚えるという点を意識しました。

4. 「採点者にとって読みやすい答案」を作成するために行った対策とは

 採点者にとって読みやすい答案の作成に関しては、演習問題に取り組むにあたり法的三段論法を遵守できているか条文の文言からの問題提起はできているか主語と述語は一致しているか一文が長くなっていないか適切な接続語となっているかという形式面を意識しました。

5. 勉強を再開する前に、「何が足りないか」をしっかり考えて分析しましょう

 2019年度合格 
早稲田大学法科大学院・既修 2016年修了

 私は、直近3年分の過去問及びその優秀答案を分析していました。ここで意識したのは、「自分でも書けそうだ」と思える答案を見つけて、「なぜその答案が高い評価を得ることができたのか?」を出題趣旨や採点実感を見ながら考えることです。この作業を通じて、自分の答案に足りない点を効率的にあぶり出すことができたと思います。

6. 自己分析と勉強法の確立が合格への鍵を握ります

 2016年度合格 
立命館大学法科大学院・既修 2014年修了

 合格への道は、自己の敗因分析と、それを克服する勉強方法の確立と考えます。自己の欠点を解決するための勉強法であれば、方法がどうであるかは関係ないと思います。勉強の仕方は人それぞれですから、自分に合った勉強法を見つけてください。
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令和2年の合格発表は令和3年1月20日(水)のため、令和3年司法試験に向けて「いつ頃から受験勉強を再開すべきか」悩んでいる受験生も少なくないと思いますが、再開時期に関わらず、自己分析をすることはとても大切です。そこで、採点実感や解答例を参照しながら自己分析を進めるなら、「法科大学院修了生サポートシステム」でご利用いただける論文式対策の演習システム「論文演習セミナー」で始めてみませんか 

「論文演習セミナー」では、2006年度以降に実施された(新)司法試験の過去問題や、オリジナルの演習問題を収録しており、 出題趣旨や採点実感の他、「司法試験の問題と解説(日本評論社)」に収録されている解説や解答例のPDFが掲載されているので、知識を補いながら、自己分析等答案演習をサポートします。
さらに、問題に関連する参照条文や参考判例にもリンクしているので、探す手間も省けて、効率的に疑問点の確認や復習ができます。

来年度の司法試験は、例年通り5月中旬頃の実施を予定されています。受験勉強を本格的に再開する前に、まずは自己分析から始めて少しずつ体制を整えて行きましょう。
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