2020/11/02

予備試合格後も油断は禁物
合格後すぐにスタートした司法試験対策とは

修了生 過去問 模試 参考書

1. "インプット"対策でも"インプット"するだけで終わらせてはいけません

 2019年度合格 
予備試験合格

 インプット対策としては、まず選択科目(倒産法)12月までに一通り学習することを第一とし、並行して、予備試験で評価が低かった科目(商法)の特に苦手な分野を復習しました。インプットだけで終わらせないように、毎回1つのテーマの学習を終えたら即座に市販の問題集を利用してそのテーマの論文を書くようにしました。

2. 苦手分野を洗い出すなら、科目や分野を決めないで問題演習してみましょう

 「法学教室」(有斐閣)の演習ページ7科目10年分旧司法試験の過去問、市販の問題集(問題部分のみコピー)、予備試験の過去問といった短文事例問題を部屋の隅に置き、そこから適当な問題を引っ張り出して10分程度で正解筋を考え、解説を確認するという勉強をしました。こちらも、過去問対策と同様、正解筋に辿り着けなかった時は、なぜ辿り着けなかったのかを分析し、必要な限りで基本書に戻りました。できる限り大量の問題を集め、かつ問題を解く際に科目や分野を一切決めずに問題演習をすることで、苦手分野を洗い出すことができました。こちらは司法試験の過去問分析を終えた後、夕方ごろから行っていました。

3. これから選択科目に取り組むなら、問題を解きながら理解を深めていきましょう

 2016年度合格 
予備試験合格

 予備試験合格後は、即座に司法試験の選択科目(倒産法)と過去問題に取り組みました。私は、法科大学院の授業や期末試験に加え、就職活動やサークル活動も行っていたため、やるべきことを必要最小限に絞ろうと考えました。倒産法については、それまで1度も勉強したことがなかったため、まずは概説書を一通り読んだ上で早々に基礎的な問題集に取り組み問題を解く中で理解を深めていくことにしました。過去問題と問題演習に絞って効率よく勉強することができたため、司法試験本番でも70点を超える点数を取ることができました。

4. 実際に書く時間がないと判断したら、年分を絞って取り組んでみましょう

 選択科目以外の過去問題については、残された時間から逆算すると全ての問題を実際に書くことはできないと考え、近年(平成23年以降)の問題については実際に時間を計って書きそれ以前の問題については答案構成に留めました。予備試験に向けた学習の中で基礎的な内容を勉強していたので、司法試験に向けた学習では、何をどう書くことが求められているのかを把握することに重点をおきました。

5. 模試をうまく活用して、本試験に備えましょう

 上記3.4.に加えて、試験本番の感覚を得るために、TKCが主催する「全国統一模試」を受験しました。TKCの模試は本試験と同じ会場を使用することができるので、本番前の予行演習として大変役立ちました。また、多くの受験生の中で自分の位置を知るための数少ない貴重な機会でもありますので、是非とも受験されることをお薦めします。
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短答対策も「模試」を活用して、苦手分野や自分の立ち位置を確認しましょう
令和2年の短答式試験合格者は、2,793名/3,703名(合格率は75.4%)、約3割の受験生が短答式試験で涙を飲みました。
司法試験の合格者の判定は、短答式試験の合格に必要な成績を得た者について、短答式試験及び論文式試験の成績を総合して行われます。つまり、司法試験に合格するためには、短答式試験の合格ラインを突破しなければなりません。論文式対策に力を入れ始めている受験生の皆さんも多いと思いますが、短答式試験の「合格ラインを突破する力」も忘れず鍛えていきましょう。

TKCでは、「全国統一模試(論文式・短答式)」をはじめ、年に3回(9月・12月・4月)「全国実力確認テスト(短答式)」を実施しており、その成績を「法科大学院修了生サポートシステム」内の「Web個人成績表」でいつでも確認できます。
「Web個人成績表」では、個人成績表から問題や解説まで確認できる他、「間違えた問題」や「正答率が高い問題」等に絞って"繰り返し"演習できるので、自分の苦手な問題を克服できるまで効率的に復習できます。

論文式対策だけでなく、短答式対策も「模試」をフル活用して不安なく本試験当日を迎えられるように準備を進めていきましょう
まずは、「模試チャレンジ」で実力試し
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