2020/12/02

今こそ見直して欲しい
受験生がついやりがちなNG勉強法とは

修了生 過去問 ゼミ

1.インプットを優先しすぎて、問題演習が疎かになっていませんか

 2015年度合格 
明治大学法科大学院・既修 2014年修了

 私の1回目の受験における最大の敗因は、インプットすることに重きを置きすぎて問題演習が疎かになったことでした。多くの合格者が仰っていることかと思いますが、1科目につき最低1冊は演習書をつぶしておくことが必要です。問題演習をすることで、知識のインプットは勿論のこと、聞かれたことに対する考え方や答え方、判例や基礎知識の使い方等を鍛えることができます。こういった訓練は、本試験での時間短縮や答案内容の充実に繋がるので、極めて重要です。

 2016年度合格 
大阪大学法科大学院・既修 2015年修了

 1度目の司法試験に落ちた理由は、答案をほとんど書いていなかったことだと思います。そのため2度目の受験まで、予備校で論文答練講座を受講して練習しました。これにより、試験時間内にきちんと答案構成し、最後まで書き切る練習ができたと思います。

2.まずは最低1通以上の起案を習慣化してみましょう

 2017年度合格 
関西学院大学法科大学院・未修 2016年修了

 論文式試験の勉強として、1回目に受験した司法試験の合格発表の翌日からほぼ毎日最低1通は起案するようにしていました。使用した教材は主に司法試験の過去問です。過去問を解き、自己添削をし、出題された分野を基本書等で復習することを繰り返しました。

3.1人で勉強するにも限界があると感じたら、複数人で取り組んでみましょう

 弁護士の先生が担当されているゼミに週1回参加していました。1人で勉強することには限界があり、間違いを修正するのも困難なので、自分の方向性が間違っていないか確認するためにもゼミは有用でした。

 2016年度合格 
大阪大学法科大学院・既修 2015年修了

 問題の質としては、予備校の問題よりも過去問題を使用する方が絶対的に良いと思いますが、過去問題を使って勉強する時は、出題趣旨や採点実感を正しく読んで必要とされている知識や論述ポイントを抽出しなければならないという点があるので、1人よりも複数人で取り組む方が良いでしょう。一方、予備校答練は、予め採点表が設けられているので1人で取り組んだ方が勉強しやすかったです。

4.アウトプットだけじゃない 演習書の解説に出てくる判例の理解も深めておきましょう

 2015年度合格 
明治大学法科大学院・既修 2014年修了

  演習書の解説に出てくる判例は非常に重要なものが多いので、判例を「判例百選」(有斐閣)で確認するに留まらず、自分なりに工夫して当該判例の理解を深めることを強くおすすめします。具体的には、TKCローライブラリー等を使って判例を検索し、それをプリントアウトしてコメントを書き込むなどの方法が挙げられます。私は2回目の受験時には演習書をきちんとこなしてから臨みましたが、振り返ってみても、問題演習の重要性を切に感じています。
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インプットとアウトプットは、偏らずにバランス良く取り組みましょう
司法試験で問われる基本的知識のインプットは大切ですが、修得した基本的知識を本試験で引き出せるよう、日頃からアウトプットの訓練も重要です。もしインプットに不安がある場合は、問題演習を通して解説に出てくる判例を実際に検索して全文に触れてみたり、「判例百選」(有斐閣)等を読み込んで細かな知識を一緒に押さえていきましょう。

もし実際に判例を検索する場合は、「法科大学院修了生サポートシステム」でご利用いただける判例検索データベースLEX/DBインターネット」がおすすめです。
全文を確認できるだけでなく、判例の要旨情報では、上下級審関連はもちろん、引用判例や被引用判例への相互のリンクも充実しているので、効率的に判例を読み込むことができます。さらに、最新判例も確認できるので、答案を書く際に必要な知識の定着に役立ちます。
自分の勉強法がインプット・アウトプットいずれかに偏りすぎていないかを見直して、バランス良く取り組んでいきましょう
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