時間をかけた分だけ点数が伸びる科目、それが"民法"です
2020年度合格
首都大学東京法科大学院・既修 2020年修了
民法は、
時間をかけただけ一番点数が伸びる科目だと私は考えていました。また、
短答式試験の知識が論文式試験にも活きると考えていたので、過去問は10回程解きました。
条文知識をしっかり押さえておきましょう
2020年度合格
中央大学法科大学院・既修 2017年修了
民法は、
条文の知識で解けるものがほとんどです。問題演習後の答え合わせの際に、必ず適宜
条文を参照し、
解説で気になった箇所、
キーワード、
時期を六法の条文の横に書き残していました。また、当該条文を参照する際は「
レ点」などでマークし、その
「レ点」が多いほど頻出であると意識でき役立ちました。その上で、私は
六法を素読する時間を設けていました。
出題された判例は、判例六法で確認する癖をつけましょう
上記の他、民法の短答は
判例問題も出ますので、出題された判例については、
判例六法の判例に蛍光ペンでマークし、その
マーク箇所だけ読んでいました。これが一番普遍的な方法であり、かつ、実際有益であったので、実践されていない方は是非一度お試しください。
本試験までに安定した点数を取れるようになることを目標に
2020年度合格
広島大学法科大学院・既修 2019年修了
民法については、
50点以上は
安定してとれるようになっておきたいところです。民法は覚えるべき事項が膨大にあるので、
苦手な分野を明らかにして、そこを重点的に対策するといいと思います。
2020年度合格
京都大学法科大学院・未修 2020年修了
短答式試験の勉強を始めたのは3年次の夏休み頃だったと思います。過去問を集めた問題集を活用していました。私は短答式試験の問題が苦手で時間がかかったこともあり、解けていなかったり最後まで間違えたままだったりした問題が結構な量残った状態で本番を迎えてしまい(特に民法)、対策としてはかなり不十分だったと思います。
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憲法・民法・民事訴訟法・刑法・刑事訴訟法・会社法の6法分野を条文ごとに論点を確認できるだけでなく、
関連法令や判例にもリンクしているので、条文知識の理解を深める際に役立ちます。
「もっと条文素読をしておけばよかった」と振り返る合格者の方も少なくありません。できるだけ早い時期から、条文素読の時間を設けてしっかり基礎知識を押さえておきましょう。