2023/01/05  2021/07/28

たったの5ステップで失敗なし
合格者平均点を超える学習法とは

在校生 修了生 過去問 模試

短答式試験の合格者平均点

 司法試験の短答式試験は、憲法50点、民法75点、刑法50点の3科目、合計175点満点で行われ、例年短答式試験の合格者平均点は120点~130点辺りを推移しています。目標となる最新年度の合格者平均点等しっかり押さえておきましょう。
【2023年(令和5年)司法試験短答式試験結果】
2023年(令和5年) 【参考】2022年(令和4年)
受験者数 3,928人
(途中欠席31人)
3,082人
(途中欠席22人)
短答合格者数 3,149人 2,494人
受験者平均点 118.3点 115.7点
合格者平均点 126.1点 123.3点

合格者平均点を超える勉強5ステップ

 2015年度合格 
同志社大学法科大学院・既修 2013年修了

 私は以下の方法で受験した3回とも合格者平均点を超えた点数を取ることができました。このことができれば、合格者平均点は優に超えると思います。
  1. 過去問題を解く
  2. 択一六法をまわす
  3. 同じ流れを繰り返す
  4. 自信がない箇所に印をつける
  5. 自信がない箇所を中心に最終確認する

過去問題を解く

 2015年度合格 
同志社大学法科大学院・既修 2013年修了

 理由付けまで答えられなかった肢をチェックする。3回程度繰り返し解いて、答えられない肢を減らしていく。

択一六法をまわす

 2015年度合格 
同志社大学法科大学院・既修 2013年修了

 答えられない肢が相当数減ったら、予備校が販売している「択一六法」(東京リーガルマインド)に、答えられなかった知識の箇所へ線を引いたり書き込みを行ったりする。

「択一六法」に書き込む利点

 2020年度合格 
上智大学法科大学院・既修 2018年修了

 短答式試験の過去問題集を解いて間違えた条文等を市販の択一六法でチェックしていました。過去問題集は法科大学院在籍中に3回ほど解いていたため、択一六法を見れば自分がどういうところが苦手なのかすぐにわかる状態となっていました。

同じ流れを繰り返す

 2015年度合格 
同志社大学法科大学院・既修 2013年修了

 本試験までに「①過去問題を解く→②択一六法を回す」という流れを何回か行う。

自信がない箇所に印をつける

 2015年度合格 
同志社大学法科大学院・既修 2013年修了

 本試験前の最終段階で自信がない肢身についていない知識のページに付箋を貼る。 (過去問題集、条文・判例本両方)。

自信がない箇所を中心に最終確認する

 2015年度合格 
同志社大学法科大学院・既修 2013年修了

 本試験3日目の論文式試験刑事系科目が終わった後(15:00終了)、猛スピードで付箋のところだけを確認する。4日目の短答式試験開始時(10:30開始)までに知識を最大限に持っていく。

自分の立ち位置は定期的に把握して

 2015年度合格 
同志社大学法科大学院・既修 2013年修了

 短答式試験の勉強において重要なことは、受験生における自分の大体の立ち位置(順位)を把握しておくことです。そこで利用したのがTKCの「短答式全国実力確認テスト」です。TKCの模試は定期的に行われ、しかもデータも細かく正確に出るので、自分の立ち位置を確認する際にとても役に立ちました。また、TKCの模試に向けて短答式試験の勉強の追い込みができるので、その点でも役立ちました。

定期的に行われているTKCの模試とは TKC主催模試の詳細を見てみる

模試受験後も同じステップで復習を

 2020年度合格 
広島大学法科大学院・既修 2019年修了

 模試の結果が返ってきたら、私は出来ていた問題も出来ていなかった問題も全て解き直し解説出題された条文や判例を読み、「基礎力確認テスト」や「短答式過去問演習トレーニング」などで類題を解いて、最後に「択一六法」に知識を集約しました。その後は、一定の期間を空けて時間を計って解き直しました。解き直してみると、どうしても何度も間違うところが出てくるので、大きめの付箋に概要をまとめて試験直前に見直せるようにしました。
"繰り返し"学習で、
自信がない箇所を克服しよう
TKC主催模試の実施結果は、「TKC法科大学院修了生サポートシステム」内の「Web成績表」にて確認できます。「Web成績表」では、受験した模試の問題や解説をPDFで確認できる他、模試で不正解だった問題に絞り込んで復習できるので、合格者平均点を超えられるようになるまで"繰り返し"演習で克服しましょう
※下記画面は、令和6年「全国統一模試」受験以後に表示されます。
WEB成績表短答式復習
あわせて読もう