2023/08/23  2021/07/19

夏休みこそ、絶好の機会
無駄のない過ごし方で、弾みを付けよう

在校生 過去問 ゼミ 過ごし方
 

司法試験対策を始めるなら、"夏休み"がチャンス

 2022年度合格 
東京大学法科大学院・既修 2022年修了

 私は、法科大学院2年次の夏休みから司法試験合格を見据えた勉強を始めました。法科大学院入学直後は、どうしても授業の予習・復習で精いっぱいだったため、授業がない夏休みから学習を始めました。具体的には、2年次の夏休みから、大学や法科大学院の友人とオンラインで自主ゼミを組み、毎週1年分の過去問を解き終わることを目標に、計画を立てていました。 オンライン自主ゼミ

"夏休み"にこそ始めたい、司法試験対策3選

選択科目の過去問を解いてみる

 2022年度合格 
東京大学法科大学院・既修 2022年修了

 法科大学院3年次の夏休み頃から過去問を解き始める友人が多い中、私は過去問にほとんど手を付けていませんでした。ただ、選択科目については、合格した先輩に勧められたこともあり過去問を解き始めました。最初は時間を計らず教科書を参照しながら解いていました。後回しになりがちな選択科目ですが、この時期に取り組んだことで出題傾向や形式を知ることができ後々の安心材料になりました。 選択科目の過去問から始める受験生

自主ゼミで、論文答案の作成、検討する

 2022年度合格 
京都大学法科大学院・既修 2022年修了

 私は、自主ゼミにて、法科大学院に入学した年の夏休みから解き始めました。自主ゼミとは、学生同士で行う私的な勉強会のことです。私の場合、人数は3~4人、頻度は週に1回3時間程度、内容は各自予め決めておいた年度・科目の答案を作成し、それを事前に共有し、自主ゼミの中でお互いの答案について議論するというものでした。

自主ゼミで取り組むメリット

 2022年度合格 
京都大学法科大学院・既修 2022年修了

 自主ゼミのメリットは、相互添削を通じてお互いに答案作成のスキルを高め合える点と、リミットを設けることで意識的に答案を書く機会を作れる点だと思います。私の場合、優秀な友人に恵まれたこともあり、自分の答案の問題点を指摘してもらえることは答案作成能力向上に非常に役立ちました。

基礎的知識の習得にも効果あり

 2022年度合格 
京都大学法科大学院・既修 2022年修了

 逆に、友人の答案を確認する際には、自主ゼミ前にきちんと基本書や判例を調べてソースを確認する必要がありました。そのため、1人で勉強していたのでは効率的に吸収できなかったであろう知識も、併せて吸収することができました。

基礎的知識を習得する受験生 判例を調べてソースを確認するなら 修了生サポートシステムの詳細を見てみる

苦手な分野、科目を徹底的に演習する

 2022年度合格 
東京大学法科大学院・既修 2022年修了

 私は予備試験も受験していたのですが、短答式試験すら突破できませんでした。短答式の試験が苦手だと分かったので、最終学年の夏休み頃にTKCの「短答式過去問演習トレーニング」を使って短答式試験の過去問演習を始めました。

TKC「短答式過去問演習トレーニング」とは

 司法試験短答式試験の過去問題が演習できる、「法科大学院修了生サポートシステム」のサービスの1つで、科目ごと年度ごとに司法試験本番と同じ形式で出題されるので本番を想定して演習することができます。

短答式過去問題演習トレーニングの問題一覧 「短答式過去問演習トレーニング」とは 修了生サポートシステムの詳細を見てみる

苦手な試験、科目は"継続"が難しい

 2022年度合格 
東京大学法科大学院・既修 2022年修了

 はじめは体系順に解いていたのですが、問題数が多すぎてモチベーションが維持できない一周するのに時間がかかりすぎてしまう、などの理由からあっという間に挫折してしまいました。

苦手な勉強に困惑している受験生

続ける秘訣は、勉強の"ハードルを下げる"こと

 2022年度合格 
東京大学法科大学院・既修 2022年修了

 そこで、ランダム出題の機能を活用して、1日各科目10題だけを解き、その10題は完璧に復習するという方式をとりました。1日当たりに取り組む問題数を減らして勉強のハードルを下げることにより(実際にはなんだかんだと理由をつけて、毎日は演習できませんでしたが)、それなりに継続することができました。結果的に、夏休み中に憲法と刑法はある程度解答できるようになりました。

短答式過去問題演習トレーニング演習方法

法科大学院の後期授業が始まる、10月以降の過ごし方

 2015年度合格 
京都大学法科大学院・既修 2015年修了

 10月からは、法科大学院での後期の授業が始まったため夏休み期間と同様のペースで過去問題を解くことができませんでした。その代わりに後期の授業は、極力受験勉強の負担にはならず、かつ司法試験対策になるような授業を選択しました。そして、週末や授業の予復習に余裕がある日には、それまでの法科大学院の授業の復習をまとめたり、問題集を解いた結果をまとめたりしていました。
 法科大学院の冬休み期間は、最後の息抜きと思ったため、あまり勉強は詰め込みませんでした。

合格までの距離を把握するために、"夏休み"に始めてみよう

 2020年度合格 
同志社大学法科大学院・既修 2019年修了

 自分がどういう試験を目指しているのかを確認するためにも法科大学院2年次の夏休みまで過去問を一度解いてみることが良いと思います。どれだけぼろぼろでも構わないので、自分が目指すべきものは何なのかを知り、目標、計画を立てるためにも、合格までの距離を確認することが大事です。
苦手な科目も勉強のハードルを下げて、
はじめてみませんか
2年次の夏休み頃から本格的に司法試験対策を始めた先輩合格者が多いようですが、苦手な試験、科目を本試験当日まで継続させるのは難しいと感じる受験生の皆さんも多いのではないでしょうか。だからこそ、少しでも勉強のハードルを下げて日々学習を続けることが合格への近道です。まずは、昨年TKC模試で出題した問題が無料で解ける「 TKC司法試験模試チャレンジで、3問からはじめてみませんか
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