司法試験本番に平常心で臨むために
2021年度合格
慶應義塾大学法科大学院・既修 2021年修了
緊張や不安によって試験本番に自分の実力を全然発揮することができなくなってしまっては、後悔してもしきれません。そうなることを防ぐためにも、模試を受けたり、日々の勉強等をルーティン化したりすることで、
司法試験本番にも比較的平常心で臨むことができると思います。
模試を受験する前のポイント「事前準備」
1勉強を「習慣化」する
2022年度合格
大阪市立大学法科大学院・未修 2022年修了
私は学習の初期段階に、まず勉強することを習慣化することにしました。具体的には、
10時から19時まで毎日自習室に行き勉強するのです。最初は苦労しましたが、3カ月ほどで慣れました。この
学習の習慣化が司法試験本番まで私を支えてくれました。例えば、司法試験の勉強は長丁場ですので、時には勉強をサボりたい時も出てきました。しかし、勉強することを習慣化していたことでグッとサボりたい気持ちを抑え込むことができ、淡々と勉強を継続できました。
2「目標点数」を決める
2022年度合格
東京大学法科大学院・既修 2022年修了
私は、TKC主催の3回行われた短答式試験の模試「[短答式]全国実力確認テスト」と3月の直前期に行われた模試「全国統一模試」を受験しました。私は短答式試験が苦手だったため、
3度の短答式試験の模試の度に「
○点を取る」という目標を決め、
その点数を取るためには問題集を何周すべきかを逆算していました。
定期的に行われているTKCの模試は TKC主催模試の詳細を見てみる
模試受験中のポイント「本番シミュレーション」
1試験日程に慣れる
2022年度合格
予備試験合格
私もTKCの「全国統一模試」と、短答式試験の「全国実力確認テスト」を利用しました。
予備試験の時よりもはるかに長丁場の試験日程に慣れるためにも、模試は受けておくべきだと思います。
2初見の問題で経験を積む
2021年度合格
専修大学法科大学院・既修 2018年修了
私は、法科大学院時代では短答式試験の過去問を早期に回していたため、
答えを覚えてしまうことがありました。TKC主催の「[短答式]全国実力確認テスト」により、
初見の短答式試験の問題を解くことで時間配分や肢を切る経緯を積むことができ、短答式試験で不合格になることは一度もありませんでした。
3時間内に解き切る訓練をする
2021年度合格
東京大学法科大学院・既修 2021年修了
短答の勉強のペースメーカーとして「[短答式]TKC全国実力確認テスト」も何回か受け、
本番の試験を想定して時間内で問題を解ききる訓練をしていました。
模試受験後のポイント「復習」
1誤答問題を解きなおす
2022年度合格
予備試験合格
私も模試受験後は、成績表を見て
点が取れなかった科目の復習をしました。とくにできなかった分野について、
基本書を読み直し、条文の素読を入念に行いました。
2試験当日も使える「ファイル」にまとめる
2022年度合格
南山大学法科大学院・既修 2021年修了
短答式試験が大の苦手で常に足切りの心配があったため、TKCの「[短答式]全国実力確認テスト」は1年目も2年目も利用しました。
解説冊子の中から以前間違えた問題だけをピックアップしたファイル当日試験会場に持参をし、
短答式試験の空き時間にはその解説をよく読むようにしました。これは1年目も2年目も大正解だったと思います。試験当日は自分が過去に間違えた問題ばかり出題されていると錯覚するほどで、足切りされずに無事に合格することができました。
3出題予想問題として活用する
2022年度合格
早稲田大学法科大学院・既修 2020年修了
短答式試験の対策は、
最新の法令に準拠し、
近年の傾向に沿った問題を解くのが一番効率的である。その点、「[短答式]TKC全国実力確認テスト」が最適であると思っていたので、在宅受験を申し込んで利用していた。
模試の問題は出題予想にもなっているから、利用しない手はないと思う。
まとめ
2021年度合格
慶應義塾大学法科大学院・既修 2021年修了
これから模試を受ける皆様には「
練習は本番のように、本番は練習のように」との格言がある通り、あくまで
環境に慣れるために受けると思って模試を受け、結果のことはあまり真に受けず模試に挑んでいただきたいと思います。そして、本番は模試のように気負わず受けてみてください。
【計画】合格に必要な1日の勉強時間は
当日まで継続する、勉強スケジュールの立て方