1年次はとにかく教授の指示に従うことを徹底しましょう
2014年度合格
立命館大学法科大学院・未修 2012年修了
私は純粋未修者だったため、大学院1年次は
とにかく教授の指示に従うことに徹していました。具体的には、
予習、復習をしっかりすることでしたが、予習に時間をかけ過ぎてしまうのを避けるため、
予習は1教科に多くても1時間と決め、
復習に時間をかけていました。結果、文献を読む抵抗がなくなり、法律的な思考が少しずつ身についていったと思います。
2年次は既修者と共に勉強会を組んで授業の復習を行いましょう
2020年度合格
京都大学法科大学院・未修 2020年修了
法科大学院2年次以降既修者と共に授業を受けるようになってからは、彼らに勉強会を組んでもらって一緒に
授業の復習として
答案作成をしていました(
民法・
商法)。知識は本や授業から得られますが、
答案の書き方は優秀な答案を見て真似ることが一番ですので、とても有用でした。
優秀な友達を誘って、自主ゼミを企画・開催しましょう
2014年度合格
立命館大学法科大学院・未修 2012年修了
自分より優秀な友達をゼミに誘い、教授や弁護士の先生からの指導をもとに
週1回から2回のペースで、
事前に書いた答案を添削していただくというゼミを行っていました。
優秀な友達の答案を見ることができてとても参考になりましたし、添削していただくことで、
どう書いたら人に伝わる答案になるのかを学びました。
3年次以降は苦手科目の克服に集中しましょう
3年次以降は
苦手科目の克服を目標にしてきました。できるだけ
たくさんの合格者や教授に再現答案をみてもらい、苦手分野を見つけ、対策に徹しました。
2020年度合格
京都大学法科大学院・既修 2020年修了
わからないことは溜め込まずに先生に逐一質問するようにしていました。質問することが一番早い解決方法であり、質問するために事前に自分で調べるので理解が深まるという意味でも有用でした。
在学中だけでなく、修了生になっても"判例学習"を徹底しましょう
2014年度合格
立命館大学法科大学院・未修 2012年修了
法科大学院在学時の学習だけでなく、修了後も、「
LEX/DBインターネット」の判例検索システムを活用していました。予習のときには、冒頭の
「判例要旨」を読んで全体をつかんでから判例を読むようにしたり、
印刷してファイリングしたりして活用していました。特に、司法試験3回目を受験するにあたっての勉強では、
憲法の克服に力を注いでいたところ、判例検索システムを使って
重要判例を全文印刷し、読み込んだ上で
原告の主張、
被告の主張、
裁判所の判断に分けてノートにまとめ、
対立点を明らかにするという作業を行いました。結果、
何が争点なのかを把握することができ、それまで
90点台だった本試験での公法系の点数が、今年は120点を超えることができました。
Point
"要旨だけ"を暗記しているのは実は危険
2020年度合格
東京大学法科大学院・既修 2019年修了
私は、重要判例の判例理論を整理するために「LEX/DBインターネット」で判決文を検索して、事案の内容も含めて読み込みました。特に予備校本をメインに使用して勉強していると、判決文を読まずに要旨だけを暗記しがちですが、これでは論文に判例理論を正確に落とし込むのは難しいです。そのような方は一度「LEX/DBインターネット」で判決文を読んで内容を正確に理解することをお勧めします。
Check
公法系の点数を伸ばした、「LEX/DBインターネット」とは
授業の予習・復習はもちろん、司法試験の勉強を進める上で"判例学習"は必要不可欠です。また合格者のように"判例学習"を徹底したことで、点数を伸ばすきっかけになるかもしれません。判例検索データベース等を活用して、限られた時間の中でも効率よく判例に触れ、論文の答案作成だけでなく"判例学習"にも力を入れて取り組んでいきましょう。
合格者が活用していた「LEX/DBインターネット」とは、「
法科大学院修了生サポートシステム」でご利用いただける判例検索データベースです。
「LEX/DBインターネット」では、全文を確認できるだけでなく、
上下級審関連はもちろん、引用判例や被引用判例相互のリンクも充実しているので、効率的に判例を読み込むことができ、
最新判例の確認はもちろん、
答案を書く際に必要な知識の定着にも役立ちます。
判例検索データベースを活用して、判例の要旨から全文、さらには関連判例知識も押さえ、基礎知識の定着を図っていきましょう。