2020/06/03

国際関係法(公法系)を選択科目に
実際に使用した教材と勉強法を大公開

在校生 修了生 判例百選 参考書
 

1. 国際関係法(公法系)を選択するのは、リスクが大きい

 2019年度合格 
大阪大学法科大学院・既修 2017年修了

 私の選択科目は国際関係法(公法系)でした。この科目は、世にある基本書の数こそ多いものの、演習書はごくわずかしかない上に予備校本は皆無で、また試験範囲も広いと言われています。ただ、受験科目としてまだ研究が進んでいないこともあり、おそらく受験生のレベルは他の科目の受験生と比べてあまり高くなく合格答案の水準も他の科目よりかなり低いのではないかと想像しています。

2. 合格者が実践していた、 国際関係法(公法系)勉強方法とは

 私が実際にやっていた勉強法は、『ストゥディア国際法』(有斐閣)『アルマ国際法』(同)で国際法の全体像を2回確認したあとに、国際条約集と『現代国際法講義』(同)で過去問を分析しつつ、『島田征夫 国際法』(弘文堂)に知識を集約していくというものでした。また、国際法は判例が重要であり、国際関係法(公法系)選択のほとんどの受験生が判例百選を活用しているはずなので、国際法に限っては判例百選の学習をかなりしっかりとやっていました。

3. ”国際法”を選択しても、特別なことをする必要はありません

 他の科目と同じで、国際法の問題にもいわゆる論点があり、それについて「問題提起→規範定立→あてはめ→結論」という流れで論じていくということを心がければ合格水準に達するのではないかと思います。
Check
判例百選をしっかり学習するなら、「判例学習ドリル」がオススメ
”判例学習”といえば、判例検索データベース(「LEX/DBインターネット」等)が思い浮かぶかもしれませんが、判例百選に掲載の判例を効率よく学習・演習できるシステム「判例学習ドリル」があることはご存じですか

「判例学習ドリル」とは、「法科大学院修了生サポートシステム」でご利用いただける演習システムの1つで、判例百選・重要判例解説(有斐閣)に掲載された判例が一覧化しているので、判例全文をまとめて確認でき、効率的に学習できます。
さらに、判例全文の確認とあわせて、当該判例に関連する肢別問題や過去問題等も演習できるので、インプットだけでなく、本試験で必要なアウトプット力も一緒に鍛えられます

選択した選択科目に関わらず、司法試験対策には、”判例学習”は欠かせません。判例学習をしながら過去問演習まで効率よく楽しみながら学習を進めてみてはいかがでしょうか。
あわせて読もう