2021/01/13

「肢別本」は、解いた方がいい
「短答過去問パーフェクト」との使い分け

在校生 修了生 過去問 参考書

1. 「肢別本」を解くなら、ただまわすだけで終わらせるのはもったいない

 2018年度合格 
予備試験合格

 私の短答式試験対策の中心は、いわゆる「肢別本」でした。その肢別本をただ解いてまわすのではなく、どの分野のどの話が重要なのかを意識して演習しました。たとえば、苦手な人の多い会社法の短答ですが、実際に問われた設問を俯瞰してみると、監査役は職務として「何ができるのか」を問う設問が多いことに気づきます。この点、肢別本は分野別に設問が整理されているので、そのようなことに気づきやすいことが長所です。そのように、覚えるべき範囲を絞っていくことで、時間を論文対策に効率的に回すことができます。  

2. 星マークがついている設問だけは、徹底的に解いていきましょう

 驚かれることが多いのですが、私は全科目を通して星マークがついている設問しか解きませんでした。全てやっていては時間もかかるし、際限がないように思えたからです。上記1.のように大事な事項と大事でない事項に分け、大事な事項については肢別本だけではなく基本書や択一六法で補完し、インプットしていました。

3. スキマ時間に少しの気分転換や知識の再確認として活用してみましょう

 2019年度合格 
予備試験合格

 短答については、本試験までの期間を通じて市販の肢別本どれか1冊常に携帯し、移動時間や気分転換がしたいと思った時にだけ解くような形で行っていました。短答にはあまり時間を割けませんでしたが、そもそも知識の現状維持再確認が目的であったため、これで十分だったと思います。

4. 「短答過去問パーフェクト」を使うなら、特長を押さえた使い分けがポイントです

 2017年度合格 
慶応義塾大学法科大学院・既修 2016年修了

 辰巳法律研究所の「短答過去問パーフェクト」シリーズ「肢別本」シリーズを使っていました。基本的な知識を得るには、重要な問題がピックアップされている「短答過去問パーフェクト」を解いた方が効率良く勉強できます。しかし、司法試験の短答式試験は年度によって問題の難易度が大きく変化します。そのため、「短答過去問パーフェクト」だけでは不十分であり、肢別問題集も解く必要があります。なお、短答式試験の対策には時間がかかるので、早い段階から対策をすることと、間違った肢を繰り返し解いて知識を定着させることの2点が重要です。
Check
間違えた問題(肢)は繰り返し解いて、
知識の定着を図りましょう
問題を解くことばかり意識するのではなく、解いた"後"の見直しも大切です。既に問題演習を進めている受験生は、間違えた問題(肢)こそ繰り返し解いて、知識の定着を図りましょう。

今回ご紹介した「肢別本」・「短答過去問パーフェクト」の他に、「問題演習」「復習」を繰り返すなら、「法科大学院修了生サポートシステム」でご利用いただける、演習システム「基礎力確認テスト」・「短答式試験過去問題演習トレーニング」での短答式試験対策もおすすめです

各科目の基礎知識を「○×形式」で出題している問題や、新旧の司法試験過去問が演習できるだけでなく、解説では参考判例や文献等を確認することで基礎知識を定着させることができ、アウトプットしながらもバランス良く学ぶことができます。
また、演習システムを日々利用すると、学習の進捗状況や正答率が記録されるので、苦手分野を把握しながら学習が進められるだけでなく、本試験に向けた復習ツールとしても活用できます。

ご自身の勉強スタイルに合った使用教材等を選択し、早い時期から短答式試験対策に取り組んでいきましょう。
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